2024/09/02 01:50
年々猛暑日が増え、残暑も厳しい今日この頃ですが皆様の蟲たちは体調崩されていないでしょうか。
ハイランド系にとって日本の夏は堪えると思います。出来る限り室内温度を適温にしながら過ごしていきましょう。
さて、植物や苔を入れたテラリウムを立ち上げたけれどすぐダメになってしまう(枯れてしまう)という方に少しばかりお勧めの対策があります。
生体の導入を前提にご自身で新たに立ち上げた際、すぐに導入したくなると思います。ですが、立ち上げ当初は植物も苔も十分に根付いていません。もちろん日々の水やりで状態を保ちつつ活着させていく事は可能ですし、皆さん基本的にはそうされているかと思います。
ただ、忙しくてメンテナンスをルーティン化するのが難しいという方も少なくないでしょう。季節によっては数日の加水の怠りによって植物や苔がダメージを受けてしまい、状態を崩す場合があります。
そこでお勧めしたい方法が
【初期のラップ密閉法】です。ケージの通気孔にラップをし、常時ケージ内が汗をかいている状態にします。これをした場合、ぶっちゃけ加水は不要なくらい湿度が保たれ植物や苔が早く根付きます。
アクアリウムをやられる方ならイメージしやすいかと思いますが、水槽を立ち上げた初期は水質が安定していませんよね。バクテリアも湧いていない、ウィローモスも活着していない、しまいには油浮きまくっとるやないかい!みたいな状態だと思います。
そんな状態で魚を入れる事はしないはず。ある程度水を回しながらphなどを確認して【水を作る】という工程を踏むのではないでしょうか。
湿潤系テラリウムに関しても似ていて、環境を安定させる工程を踏むことでその後の管理が非常に楽になります。
生体を導入してからは蒸れ防止、美観のことを考慮してラップを外すのが無難です。この頃には植物、苔、土壌生物がしっかりと根付いていますので週一の加水程度でも十分に状態は保てる事と思います。
最後に【初期のラップ密閉法】の期間についてですが、長ければ長いに越した事はありません。が、常にガラス面に汗をかいていては何の為に立ち上げたのか分かりません…という事で大体半月くらいは密閉して管理してあげることをお勧めします。
そのくらい頑張れれば状態の良さは目視で確認出来るでしょう。苔が光に向かって立ち上がり、よく分からない雑草の新芽なんかも顔を出すかもしれません。そうなれば後はこっちのもんなので、環境に適した生体の導入を。
今回はテラ立ち上げ時の初動について簡単に書かせて頂きました。
皆様の蟲が今年も夏を乗り切れる様、心から願っております。
